今回はニカラグア固有品種ジャバニカ!
マイルドな発酵感の楽しめる低温嫌気性発酵プロセスのコーヒーをご用意!!
嫌気性発酵ならではのワイニーな洋酒のフレーバーをベースに、ブルーベリーのようなベリー感、品種由来のトロピカルな甘さが楽しめるロット!
中浅煎りに仕上げているので、程よいボティ感と滑らかな口当たりで非常に◎
【ニカラグア固有品種 ジャバニカ】
エチオピア在来品種に起源を持つロングベリー品種、ジャバニカ。
エチオピアからインドネシア、ジャワ島(Java)を経てニカラグアに渡ったコーヒーがこの品種。
200年ほど前にニカラグアに渡っていましたが、非常にデリケートな品種なためニカラグアの人々は次第にジャバニカという品種を忘れていきました。
それから時は流れて2000年代、エルデリシャス農園の農園主、ミエリッヒ氏がこの品種に注目し、栽培を開始。
2008年のカップ・オブ・エクセレンスで見事2位を獲得したことから、ジャバニカ種は200年の時を経て初めて脚光を浴びることになったのです。
《商品情報》
生産地:ニカラグア ジノテガ リプルロ
品種:Javanica
プロセス:アナエロビックナチュラル
1,250-1,450m
焙煎深度:中浅煎り
フレーバー:ブルーベリー、トロピカルフルーツ、ワイニー、ルイボスティー、グッドボディ、スムースマウスフィール、クリーン
果実味★★★★☆ 甘み★★★★☆ ボディ★★★★☆
¥2,100
【ちょっと深堀りのお話】
嫌気性発酵(アナエロビック)って、かなりスキルのある農園がやらないと過発酵で醤油や味噌のようなフレーバーが出てしまったりするのですが、このコーヒーは違う!
低温嫌気性発酵にすることで、嫌気性発酵特有のベリー系のフレーバーや洋酒のようなニュアンスはそのままに発酵のやり過ぎ感は全くなく、クリーンカップもしっかり感じられる、そんなコーヒーに仕上がってます。
ちなみにこのエルデリシャス農園は過去にカップ・オブ・エクセレンスという国際品評会で2位を獲得した経験もあるので、コーヒーの生育や選別、加工の実力は確か。
やっぱうめえコーヒーって実力ある農園しか作れんのよな、と、サンプル焙煎直後のカッピングで小さく頷いてました。
そんなある日のカッピング風景。