Ethiopia Nigussie Gemeda Karamo, Natural

【ちょっと深堀りのお話】

エチオピアではかなり珍しい単一プロデューサー

エチオピアでは、古くから地域や村、家族単位など、小規模生産者によるコーヒー栽培が多く、またエチオピア政府も様々な理由から農園プロデューサー単位での大規模な農園農業よりも小規模農家を支援する政策を採用してきました。
それに加え、内紛等で安定しない国内情勢、厳しいコーヒーの輸出に関する取り決めなど、コーヒーを生産地単位で輸出する為に様々な課題をどうにかこうにかクリアし、2020年に満を持して開催されたエチオピアカップオブエクセレンス(通称COE)。
COEというのは、その国、その年にとれたコーヒーの中で最も美味しいコーヒーを決めようというエントリー型品評会。
1400ものエントリーの中から見事初代王者に輝いたのが、今回のプロデューサーであるニグセ・ゲメダ・ムデ氏。
彼の農園はエチオピアCOEでも最も受賞の多いシダマ地区の中でも最も標高が高く、冷涼な気候が特徴のカラモ地域にあります。
今回はそんなエチオピアCOEプロデューサー、ニグセ氏のCOEロットを作った区画、カラモからのご用意です。
デイリーラインのエチオピアではおよそお目にかかることのできない爽やかで鮮やかなマスカットフレーバーが楽しめるとてもクリーンなロットとなっています。